関弁連緊急オンライン講演「コロナ禍における誹謗中傷を防ぐ感染者情報公開のあり方」
この講演は、今年の5月6月頃の段階で、あまりにも安易に感染者情報が公表されている現状、それによって過剰な感染者探し、感染者に対する差別や誹謗中傷が行われている現状を憂慮し、自治体や市民の皆さんに、少し立ち止まって感染者のプライバシーや平穏な生活を守る重要性や、他方で、当該情報公開が本当に感染拡大防止などにつながる事例なのかを考えてみてほしい、という思いで作成した講座をベースにしています。
学問的には、プライバシー保護のメッセージに偏りすぎているきらいがあることは講演者自身ある程度自覚していますが、世の中が、情報公開に少し偏りすぎている中で、立ち止まって考える材料として利用していただければ、講演者としてはありがたいです。
本講演は関東弁護士会連合会主催ですが、この内容は関弁連の見解を示すものでは一切ありませんのであわせてご理解ください。
当日の講演は以下からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=86mjB4inCxY&feature=youtu.be
令和2年9月19日
弁護士・防災士 永野 海