静岡県災害対策士業連絡会と静岡県との合同イベント(登壇)
2年ほど前から、静岡県災害対策士業連絡会(災害時の被災者支援のために組織された県内12の弁護士、司法書士、行政書士、税理士、建築士など士業団体による連絡会)を代表して数人のメンバーとともに、静岡県と新たな支援スキームの検討をしていました。
その結果として、新たな支援スキームの合意が平成30年12月に締結されました。
ポイントは、静岡県が、士業連絡会と市町の間に入り、いわばハブ的な役割で調整役を努め、また広報や相談会場確保などで協力してもらえるというところです。
これにより、大規模災害での複数士業によるワンストップ相談会の開催はもちろんのこと、局所的な災害などで、市町が早い段階で士業の支援を受けられるようになると考えています。
この支援スキームを静岡県内の市町に周知する目的で、県と合同で説明会を開催しました。
市町の職員さん、士業団体など100名ほどが集まりました。
説明会だけではもったいないので、最新の被災地での士業と自治体との連携による被災者支援はどのようなものか、またどこに課題があるかなど、広島弁護士会の災害対策委員会委員長の今田健太郎先生に来静いただき、非常に有益な講演をしていただきました。
その前座として、士業連絡会とはそもそも何か、また士業による被災者支援とはどのようなものか、そのメリットはどこにあるか、などについて私の方から説明させていただきました。
参考までに説明資料を以下貼り付けておきます。
以上、平成31年3月
弁護士 永野 海