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新城市上空付近からの中央構造線(新城市)

日本列島を縦断する大断層であり、地質の境界でもある中央構造線は、地震のたびに断層が動き、その部分の岩石がもろくなり、中央構造線に沿って浸食がすすみ、谷地形が生まれやすくなります。

そのため、上空からみても、中央構造線のラインはある程度わかるところも多いです。

四国の吉野川沿いの中央構造線が有名ですが、今回、愛知県新城市上空から、中央構造線がきれいに撮影できました。

写真に一部解説を入れるとこんな感じです。

中央構造線に限らず、断層地形は、直線的な地形を生み出すことが多いので、もし天気の良い日に飛行機の窓側に座られたら、これは断層地形かな?と考えてみたり、プレートに押されて隆起した山々の地形を観察しながら、地球のエネルギーの大きさに感動したり、河川の働きにより作られた平野の偉大さに圧倒されたりしてみてください。

地球、地形の見え方が少し変わってくるかもしれません。

(しかし飛行機からみると日本列島ってほんとに小さいですよね)

令和2年11月 弁護士・防災士 永野 海

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