弁護士として?防災家として?、今年から静岡県BCPコンサルティング協同組合のお手伝いをさせていただくことになりましたので、総会が開催される今日、自然災害と企業の安全配慮義務をテーマとした講話を1時間ほどさせていただきました。

本当は、企業の防災も、

命がいかにかけがえのないものであるか

命は取り返しがつかない

命は後悔しても戻ってこない

という命の視点だけで動機づけできれば最高なのですが、実際に具体的な一歩を企業に踏み出してもらうためには、様々な角度から事前防災の必要性を理解していただく必要があります。

 

防災の怠りによる賠償責任を説く

脅しの防災

はあまりにも消極的な手法ですが、事実 としてはそれも知っていただく必要があります。

 

法の不知は許さず

ではないですが、自然災害との関係での事故でも、

その科学的知見を知らなかった

は企業のエクスキューズにはならない、ということも知っていただく必要があります。

企業の防災は、地域の防災、家庭の防災にも波及していくという意味でも極めて大切です。

同時に、お客様商売の企業の場合には

 

お客様の避難誘導

従業員の生命

 

という、時に対立しうる問題に対しても事前に検討し、備える必要があります。

 

平成30年11月

弁護士 永野 海