十分知られているような,あまり知られていないような(笑),そんな名古屋市港防災センター。

 

名古屋の中心部よりは南。

 

名古屋の中心部からは,地下鉄名港線「港区役所」で降りて徒歩3分ぐらい。

港区役所と一体の施設です。

地図でわかるように,有名な名古屋港水族館も近いので,セットでいくとよいのではないでしょうか。

 

規模は小さいですが侮るなかれ,様々な体験設備が凝縮されて存在します。

まずは,地震体験装置。

静岡の地震防災センターは,いま地震装置が故障中なので(おそらく修理の見通しもなし?)静岡の人が地震装置を体験したい場合は,ここがお勧めです。

様々な地震をこの1つの装置で体験できます。

私は,阪神淡路大震災の揺れを体験しましたが,これはもう泣く子もだまる,いや,泣く子がさらに号泣するほどの恐怖の揺れです。

実際の震度6強,7クラスの地震を体験する前に,一度,こうした信じられないような揺れを「体感」しておくことは,地震発生時のパニック防止にも役立つと思います。

また,どれだけ被災地の方が怖い思いをされたか,想像する一助にもなります。

 

名古屋らしく,伊勢湾台風の展示や体験装置も豊富です。

1959年9月の伊勢湾台風では,5000人以上の犠牲者をだしました。

名古屋市の水没度合は想像を絶します。

伊勢湾台風の特徴は,なんといっても高潮被害。

津波ともまた違う,高潮被害。

この施設では,3Dメガネをかけて当時を再現したような木造家屋に入り,窓の外から襲ってくる高潮の怖さを体感することができます。

もう少し映像のクオリティが上がればという感じもしますが,まあ貴重な体験施設です。

 

もう1つ,ここでは,火災避難の体験もできます。

停電し真っ暗な中で,火災による煙が充満したらどのような状態になるか。

全然見えません!

そのなかでどうやって出口まで避難すればよいのか,避難できるか。

それを体験できます。

これも貴重な体験施設ですね。

 

週末に家族でテーマパークにいくのもよいですが,たまには,こうした防災センターの体験型テーマパーク?にいくのもよいですよ。

ある意味,ジェットコースターよりも怖い体験ができます。

そして,その経験が将来わが身を守ってくれるかも知れません。

 

平成29年10月訪問

静岡市清水区 弁護士永野海