浜松市市民協働センター様での津波防災講演
このブログを書いているいま、静岡は、いつものとは逆走で東からやってきている台風12号の影響で、ものすごい風が吹き荒れています。
本来なら、今日は、西日本豪雨の被災地である岐阜県関市で、相談会の支援をさせていただいているはずでしたが、この台風で延期に。
この機会に、たまってしまっている更新を少しずつアップしていきます・・・
まずは先月、6月16日土曜日、浜松市にある浜松市市民協働センターで、津波防災の講演をさせていただきました。
(写真は全て浜松市市民協働センター様にお借りました)
センターさんが継続的に実施されている「ご近所防災プロジェクト」にお呼びいただいたものです。
非常に開放的な空間で、参加しやすく気軽に聞いていただける、とてもすばらしい企画だと思います。
(女川で活動されている田村さんご夫妻との写真をタイトル写真に選びました^^)
通常、1時間半から2時間程度でお話する東日本大震災と津波防災をテーマとした講演ですが、この日は質疑応答も含めると3時間ぐらいはあったのではないでしょうか。
静岡から遠く離れた場所で起こった話
ではなく、
いかに自分ごととして受け止めていただけるか。
被災地の現場の空気感を感じていただくことをもっとも大切にしています。
皆さん、長丁場にもかかわらず、最後までとても真剣な眼差しで東北で起こったことについて感じていただいていたように感じました。
本当にありがとうございます。
このスライドにもあるように、防災は勉強や教養ではありません。
あなた自身、あるいはあなたが絶対に死んでほしくないと考えるあの人の命を守るための
「実践」
です。
東日本で起きたことを知るだけでなく、
同じ悲劇を繰り返さないために
東北から命のバトンを受けつなぐために
具体的に何ができるかをそれぞれが考え、実践していただきたいと強く願っています。
具体的な実践例はいくつかお話させていただいたと思います。
今日からの実践に1つでもつながっていればうれしいです。
平成30年6月
弁護士 永野 海