伊豆の国市にある江間公園です。

以前はここに江間小学校がありました。

 

この公園の一角に、国の天然記念物にも指定されている「地震動の擦痕」があります。

 

 

1930年当時、ここは江間尋常小学校でした。
この小学校の校庭には、海軍省より譲り受けた約5メートルの魚雷が展示されていました。
そのとき発生したのが北伊豆地震(M7.3)。11月26日のことでした。
魚雷に傷がついていますね。
これは魚雷を載せた台座が動き、台座の鋭利な一部が地震動に合わせてそのまま魚雷に傷をつけたものです。
天然の地震計というわけです。
上下に左右にと、かなり複雑な動きをしたことがわかりますね。
ついた傷の長さは、全部で725mmに及んでいるそうです。

この説明図の傷の形と上の魚雷の写真の傷とを比べてみてください。

こうした災害痕跡はとても珍しいですし、沼津からもそれほど遠くない場所にありますので、ぜひ一度立ち寄り、北伊豆地震の痕跡を傷跡から感じてみてください。

平成31年1月

弁護士 永野 海