知る人ぞ知る、藤枝のジオサイト。

びく石(石谷山)。

道の駅玉露の里からのハイキングルートもあります。

 

今回は手抜きをして乗用車で。

途中、美しい谷あいの集落を横目に。

 

美しい日本の風景です。

 

山頂まで車で行けてしまいます。

山頂は数台の駐車スペースですが、手前の市民の森駐車場にはさらに余裕が。

 

ということであっという間に山頂到着。

 

山頂は開けていて。

 

美しい藤枝、焼津の山々、奥には駿河湾の絶景。

 

写真奥中央の山は、焼津のシンボル、高草山です。

 

山頂には、奇岩がたくさん。

 

よくみると、これは。。。

 

君が代で有名なさざれ石に見えます(違ったらごめんなさい)。

さざれ石は、正式には、石灰質角礫岩。

石灰岩などの礫が集積した堆積岩で、礫を結びつけているのは石灰岩に含まれる方解石などの炭酸塩鉱物です。

方解石の成分がセメントのような役割をして礫をくっつけているんですね。

 

山頂はこの角礫岩(と思われる岩石)にあふれています。

 

立派な大名石の前でパチリ。

 

ここが山頂、526m。

乗用車でくると感慨も。。。

 

この石は、勝手に、富士、と名付けました。

 

かろうじて残る紅葉とのコントラストも美しく。

AQUOSのCMでも使えそうです。

 

夕日を利用して、ダイヤモンド富士!

年賀状に使いたくなる1枚です。

 

さて、山の名前にもなっているびく石の説明はこちら。

地学的な説明はないですね。。。

 

これがびく石。

 

モデルとなった茶摘みのびく(富士市立博物館収蔵品より写真お借りしました)。

似てますか?

 

びく石。

石灰質角礫岩?

大きいです。

 

横からも1枚。

 

さて、下山します(乗用車で)。

 

山の尾根の美しさが際立っています。

この景色をみるだけでも訪れる価値はあると思います。

 

下山中にみえた山肌。

いかにも石灰岩っぽいですね。

このあたりは、遠くから移動してきたプレートの潜り込みの際に剥ぎ取られた付加体からなる地質です。

剥ぎ取られた石灰岩のブロックからなる山がびく石山(石谷山)と考えてよさそうです。

 

シームレス地質図をみてもそのような説明になっていました。

びく石山、ハイキングでも、乗用車でも、藤枝のこの場所に遥か南の島で作られた石灰岩が運ばれてきた地球のダイナミズムを感じに、ぜひ訪問してみてください。

 

平成30年12月

弁護士 永野 海