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昨日と今日の2日間、静岡市消防局で、消防職員の皆様を対象にした講義をさせていただきました。

2時間の3部構成。

第1部は「大災害と消防局の責務」

第2部は「災害対策、災害対応の不備と法的責任について」

第3部は「大規模災害発生後の被災者支援の問題」

 

わたしは第2部を担当し、東日本大震災時の災害対策、災害対応が問われた裁判例をみながら、災害対策と人命の問題についてお話しさせていただきました。

消防の皆さんは、発災時には人命救助、消防の活動に追われ、とてもそれ以外の災害対応ができる状況にはありません。

しかし、平時であれば、地域の防災リーダーとして、地域を守る、家族を守る防災、災害対策の活動に従事できると思います。

特に、消防の皆様は、日頃から災害に備えた特別の訓練をされています。この緊急時にも冷静かつ適切な判断ができる素地のある皆様だからこそ、また職業自体が災害と密接にかかわる皆様だからこそ、地域の防災リーダーに適任だと思います。

 

そこで、東日本の事例を複数お示ししながら、今日からでも地域でできる、あるいは家族内でできる災害対策の活動についてお話しさせていただきました。

消防の職員さんを通じ、地域の、家族の防災の備えが少しでも広まることを希望しています。

 

静岡市清水区 中央法律事務所

弁護士 永野 海